長野の個室・貸切サウナは、水風呂の水で選ぶと決めやすくなります。
八ヶ岳の伏流水、飲める地下水、天然水。山が近い長野ならではです。温泉旅館のサウナもあります。
料金は1人3,500円で入れる枠から、1棟33,000円の貸切まで開きます。長野市から白馬・軽井沢まで8施設を、水と料金で整理しました。
長野の個室・貸切サウナ8選【一覧】
| 施設 | 場所 | 水風呂の水 | 料金の目安 |
|---|---|---|---|
| Sauna muku | 茅野市 | 八ヶ岳の伏流水 | 150分1名10,000円 |
| The Sauna | 信濃町 野尻湖 | 飲める地下水 | パブリック平日3,500円 |
| kaveri | 軽井沢町 | 天然水 15℃ | 相席4,400円〜 |
| Hakuba Zekkei Sauna | 白馬村・大町市 | 信楽焼 12〜14℃/青木湖 | ao 1名3,500円〜 |
| 湯田中温泉 よろづや | 山ノ内町 | 水風呂+天然温泉 | 2名利用時 1名7,700円〜 |
| 春蘭の宿 さかえや | 山ノ内町 渋温泉 | 水風呂+天然温泉 | 貸切1名5,000円〜(日帰り可) |
| tabi-shiro | 松本市 | 松本の水道水 | 1名6,600円 |
| ひとり占めサウナ | 長野市 | 個室に完備 | 90分5,500円(1名専用) |
山の水に入れる3軒
Sauna muku|八ヶ岳の伏流水で冷える
茅野市にあります。水の出どころがはっきりしています。
水風呂に使うのは、八ヶ岳や霧ヶ峰の伏流水をくみ上げた茅野市の地下深井戸水です。長い年月をかけて磨かれた天然水を、特注の陶器製の水風呂で味わえます。
サウナ小屋の素材にこだわっている
サウナ小屋は自然素材でできています。土壁と羊毛の断熱材を使っているので、サウナ自体が呼吸しているような造りです。
熱源は薪ストーブです。遠赤外線で身体の芯から温まり、好みの自然由来のエッセンシャルオイルでセルフロウリュも楽しめます。
営業は1グループ貸切の5部制で、完全予約制です。同時に使えるのは最大6名まで。当日ふらりと寄れる形ではないので、日程が決まったら先に枠を押さえておきましょう。
料金は1枠150分で、1名10,000円、2名12,700円(1人6,350円)、3名17,400円(1人5,800円)です。4名21,600円・5名27,000円・6名32,400円はいずれも1人5,400円になるので、人数を集めるほど1人あたりは下がります。
手ぶらで行くなら、ポンチョ・タオル・水着・サウナハットがそろう手ぶらセットが1,200円です。単品なら水着(男女)300円、サウナハット200円で借りられます。オプションでドラム缶五右衛門風呂3,500円、焚き火つけっぱプラン3,000円、シーシャ1時間2,500円も足せます。
The Sauna|水風呂の水が飲める
信濃町の野尻湖にあります。サウナ小屋が複数あり、棟ごとに性格が違います。
3号棟コルメと4号棟ネリャの水風呂には、飲用水としても使える地下水を汲み上げています。貸切棟にはそれぞれ専用の水風呂が付きます。
3号棟は3時間の貸切だけ
3号棟コルメは、あと1時間長ければどんな景色とととのいがあるだろうという発想から生まれた棟で、3時間の貸切だけで使えます。4号棟ネリャとは双子の関係にあり、2棟は左右非対称に造り分けられています。
2号棟カクシは2階建てで、屋根裏にあたる場所に仲間と集まって語り合えます。1号棟ユクシより空間が広く、大きな窓から外を見ながら過ごせます。
持ち物は減らせます。水着(男女ともM・L・XL)とフェイスタオル、サンダルは無料で、ポンチョだけ1個500円です。
入り方は2通りです。日帰りパブリックサウナは1人あたり平日3,500円・土日祝4,500円で、2時間の枠を1名から予約できます(1組4名まで)。日帰りプライベートサウナは3時間の貸切で、3号棟コルメと4号棟ネリャが平日33,000円・土日祝36,000円、5号棟ヴィーシが平日35,000円・土日祝38,000円です(1団体1〜6名)。夜は19:45〜21:15の90分だけ、ヴィーシがパブリックに開放されます。
水風呂は棟で変わります。パブリックの樽水風呂は黒姫山の伏流水で、水温は4〜6月11℃、7〜9月16℃、10〜12月9℃、1〜3月3℃と季節で動きます。貸切棟には飲める地下水の水風呂(10〜12℃)があり、ヴィーシは水深130cmの深い水風呂と浅い水風呂の2種類です。5月中旬から8月末は、目の前の野尻湖に水風呂代わりに飛び込めます。

kaveri|小川の対岸に国有林が広がる
軽井沢町にあります。薪2棟と電気1棟の3棟があり、相席と貸切から選べます。
水風呂も外気浴デッキも小屋ごとに専用で、仕切りが他のグループの視線をさえぎります。外気浴のあいだ目に入るのは、小川と対岸に広がる軽井沢の国有林だけです。
kaveri は日帰りで使う施設です。同じ軽井沢で泊まってサウナに入りたいなら、コテージやヴィラを1棟借りる形が中心になります。軽井沢のサウナ付きコテージ・ヴィラをまとめた記事で、宿泊料に含まれる宿と別料金になる宿を分けて並べました。

相席と貸切で料金が倍以上違う
プランは2つです。相席で入れるのは薪ストーブのkäpy(最大6名)だけで、一人参加やサウナ初体験なら4,400円から。貸切は電気ストーブのtalvi(最大4名)が9,900円から、薪のkäpyとvalko(各最大6名)が24,000円からなので、同じ貸切でも棟によって倍以上ひらきます。なお相席では、タトゥーや刺青の露出が合計A4サイズを超えるとラッシュガードなどの着用が必要です。貸切なら覆わずに入れます。
水風呂は天然地下水を引いた15℃で、ヒートポンプで制御しているぶん夏でも冷たさが安定します。
15歳以下は利用できません。水着の着用は必須で、飲酒しての利用と飲食物の持ち込みもできません。
スタッフが入り方とロウリュを説明してくれるので、初めてでも戸惑いません。水着・ポンチョ・サウナハット・バスタオルはレンタルがあり、男女別の更衣室とシャワー、ロッカー、ドライヤーもそろっています。

温泉と組み合わせる2軒【山ノ内町】
湯田中温泉 よろづや|サウナが2種類ある
登録文化財の風呂を持つ温泉旅館です。サウナは専用施設になっています。
本館地下1階のプライベートSPA「梵」には、ロウリュとスチームの2種類のサウナがあります。サウナのあとは冷やした水風呂に入り、天然温泉で温め直してととのえる流れです。
日帰りだと大浴場は使えない
日帰り(デイユース)では、館内の大浴場(桃山・東雲)に入れません。温泉は「梵」の貸切風呂で楽しむ形になるので、登録有形文化財の桃山風呂が目当てなら宿泊を選びましょう。
料金は2名で使ったときの1人あたり7,700円(税込)〜で、120分・定員1〜4名です。日帰りは6:00〜8:00、9:30〜11:30、12:00〜14:00、14:30〜16:30、17:00〜19:00の5枠から選べ、朝いちばんの枠なら観光の前にととのえられます。宿泊者は20:00〜22:00と22:30〜24:30の2枠です。
持ち物は水着だけです。館内に水着の用意はないので持参してください。サウナポンチョ・サウナハット・バスタオル・MOKUのサウナタオル・サウナマットは無料で借りられます。
源泉は93.6℃と高いため、約25%の井戸水を加えて適温にしています。泉質はナトリウム塩化物・硫酸塩温泉で、効能は疲労回復・関節炎・神経痛・腰痛・冷え性・慢性湿疹・美肌などです。
春蘭の宿 さかえや|貸切温泉にサウナが付く
渋温泉の宿です。サウナと温泉が同じ貸切空間にあります。
1つの貸切空間に天然温泉と水風呂、内気浴と外気浴のスペースがまとまっています。薬草やハーブのくすり湯もあり、香りを選んで入れます。
2021年にできた新しい施設
ロウリュサウナ付きの貸切温泉ができたのは2021年の夏で、現代版の湯治という考え方からつくられました。部屋は5階と6階に1室ずつあります。
貸切サウナは2室あり、中身が違います。6階「森の癒し」は14時〜22時半と6時〜11時半で外気浴あり、5階「水の癒し」は14時〜21時と6時半〜11時で「外気浴なし」、そのかわり山の湧水をかけ流した水風呂が付きます。外の風に当たりたいなら6階を指定しましょう。
貸切料金は2室とも共通で、1室1名5,000円、2名7,000円、3名9,000円、4名10,000円(税込)です。日帰りでも使えるので、渋温泉の街歩きと組み合わせられます。当日予約は電話のみです。
サウナ室は2名でゆったり入れるサイズで約80℃。薬草・ハーブのロウリュバーを5種類から選べ、水風呂には滝が落ちていて、氷を足すこともできます。1階の高気圧酸素カプセルルームは1室30分1,650円(サウナ利用者は割引あり)で、サウナの前後どちらでも使えます。

街なかと絶景の3軒
tabi-shiro|サウナから水風呂まで5歩
松本市のゲストハウスにあるサウナです。完全貸切制で、1組だけで使い切れます。
サウナ室を出て5歩で水風呂、1歩でリクライニングチェアに届きます。移動が短いぶん、100分の枠のなかで何度もサイクルを回せます。
3人で使うと1人2,934円
料金は1回あたりで決まるので、人数が増えるほど1人分は下がります。1名6,600円、2名7,700円(1人3,850円)、3名8,800円(1人2,934円)です。
定員は1〜3名ですが、4名でも入れます。かなり狭くなるため、3名で予約して備考欄に4名と書き添える形で、料金は3名分に1,500円を足した額です。支払いは現金かPayPayになります。
外気浴場は2か所あります。オープン外気浴のほうは水着かバスタオル、ポンチョのどれかを着る決まりなので、水着を持っていくか300円のバスタオルを借りましょう。
Hakuba Zekkei Sauna|屋上の貸切と青木湖のほとりから選べる
同じブランドで2か所あります。白馬ハイランドホテル屋上の「Rooftop」と、大町市の青木湖畔にある「ao」です。
Rooftopは白馬ハイランドホテルの屋上にある貸切専用のサウナです。整いスペースからは白馬の山並みを一望でき、朝のモルゲンロートから夕方のマジックアワーまで時間帯で表情が変わります。
高校生以上しか使えない
料金は2時間制の貸切で20,000円(税込)から、最大5名まで入れます。ただし利用できるのは高校生以上なので、子ども連れには向きません。1人につきバスタオル大1枚の貸し出しが含まれ、水着のレンタルは1,000円です。
定員は2〜5名で、サウナ室は6㎡・90℃の電気式です。水風呂は信楽焼の器に12〜14℃の水を張り、整いエリアには絶景スペースがあります。
予約は2時間ごとの枠で、10:30・13:00・15:30の3回が基本です。時間帯は季節で変わるので、行く日の枠は予約ページで確かめてください。
最大の5名で使えば、1人あたり4,000円になります。

青木湖のaoは1名3,500円から
もう1か所のaoは大町市平にあります。基本料金は2時間制で1人3,500円(税込)から、定員は12名です。1組で借り切る形ではないぶん、1人でも入りやすい料金になっています。
水風呂は2種類あります。北アルプスの湧き水で満たされた青木湖にそのまま飛び込めるほか、冷たい井戸水を掛け流したスタンダードな水風呂も使えます。枠は9:30から45分ごとで、Rooftopと同じく高校生以上のみ。閉まる時刻は時期と曜日で変わり、7月16日から11月中旬は全日19:00まで(最終入場17:00)、4月10日から7月15日は月〜水曜だけ17:30まで(最終入場15:30)と早いので、夕方に行くなら先に確かめておきましょう。定休日はなく、12月と3月だけ水曜が休みです。
ひとり占めサウナ|90分を1人で使い切れる
長野市にあります。名前のとおり1人で使う前提の設計です。
個室の利用時間は90分で、サウナ・水風呂・休憩のサイクルをそのなかで回します。個室の外にあるパウダースペースは90分に含まれないので、ドライヤーやメイクの時間は気にせず使えます。
グループ用は3時間の貸切
2人以上で行くなら「ふたり占めサウナ」があります。サウナルーム、広々とした浴室、小上がり付きのととのいスペース、パウダースペース、お手洗いまで、すべてを貸切で使えます。
利用時間は3時間で、人数は2〜4名です。料金は2名16,000円、3名21,000円、4名26,000円のオープン特別価格で、5名以上は相談になります。
通常サウナルームは1回90分5,500円で、バスタオルとフェイスタオル、アメニティ、ドリンクが部屋にそろっています。5回チケット26,500円、10回チケット44,000円(通常9回とVIP1回)もあり、120分のVIPサウナルームは12,750円です。
ただし通常サウナルームとVIPサウナルームは1名専用です。水着を着ていてもグループでは使えないので、2名以上なら「ふたり占めサウナ」を予約しましょう。
ふたり占めサウナは水着の着用が必要なので、持参してください。1人用の個室とは条件が違うので、予約するプランで確かめておきましょう。

よくある質問
- Q長野で水風呂の水にこだわった施設はどこですか?
- A
Sauna mukuの水風呂は、八ヶ岳や霧ヶ峰の伏流水をくみ上げた茅野市の地下深井戸水です。The Saunaの貸切棟には、飲用水としても使える地下水を汲み上げた専用の水風呂があります。
- Q1人でも入れますか?
- A
この記事の8施設でいちばん安いのはThe Saunaの日帰りパブリックサウナで、1人あたり平日3,500円・土日祝4,500円、1名から予約できます。Hakuba Zekkei Saunaのaoも1人3,500円から入れます。kaveriの相席サウナは4,400円から、ひとり占めサウナは通常90分5,500円の1名専用、tabi-shiroは1名6,600円です。
- Q水着は必要ですか?
- A
施設で分かれます。The Saunaは水着を無料で貸し出し、Sauna mukuは300円、Hakuba Zekkei Saunaは1,000円で借りられます。kaveriは水着の着用が必須で、レンタルもそろっています。よろづやには水着の用意がないので、こちらだけは持参してください。
- Q温泉にも入れる施設はありますか?
- A
山ノ内町の2軒です。湯田中温泉 よろづやは、サウナのあとに水風呂と天然温泉を行き来できます。春蘭の宿 さかえやは、天然温泉・サウナ・水風呂・内気浴・外気浴スペースが1つの貸切空間にまとまっています。
- Q子どもと一緒に入れますか?
- A
年齢の条件がある施設が複数あります。Hakuba Zekkei SaunaはRooftopもaoも高校生以上のみで、kaveriは15歳以下が利用できません。ひとり占めサウナの個室は1名専用なので、子どもと一緒なら2〜4名の「ふたり占めサウナ」になります。条件が書かれていない施設は、予約前に問い合わせるのが確実です。
目的別の選び方
- 水にこだわりたい → Sauna muku(八ヶ岳の伏流水)・The Sauna(飲める地下水)
- 安く試したい → The Sauna(パブリック平日3,500円)・Hakuba Zekkei Sauna ao(1名3,500円〜)
- 温泉も入りたい → よろづや・さかえや(山ノ内町)
- 景色を楽しみたい → Hakuba Zekkei Sauna(白馬村と大町市・高校生以上)
- 1人になりたい → ひとり占めサウナ(長野市・90分5,500円)
- 観光と組み合わせたい → tabi-shiro(松本城の近く)
長野はエリアが広いので移動時間で絞るのが現実的です。長野市・松本市は街なか、白馬・軽井沢・茅野は自然の中にあります。
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本記事は編集部の独自調査のもとに作成しています。情報が更新されている場合もありますので、詳細は各公式サイトでご確認ください。

